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3Q業績ハイライト

騰落の規則性はどこに??
► ブロードバンドタワー<3776.OS>
  一時ストップ高。8日、今6月期12月中間期決算を発表。連結経常利益は前年同期比36.6%増の4億円。通期予想4億円と比べた進ちょく率は96.7%。Eコマース支援やデータ保存機器「アイシロン」販売の事業が好調。データセンターの電力コストが想定以下に収まったことも利益に寄与。

増収大幅減益で急落
日本カーバイド工業<4064.T>が急落し、一時64円安の371円まで売られている。8日引け後、13年3月期を下方修正。13年3月期の業績予想で、売上高は500億円(+1.6%)を据え置いたが、営業利益を18億円から11億円(▼37.6%)、純利益を8億円から3億円(▼39.5%)に引き下げた。欧州諸国での債務問題の影響で輸出が低迷したことに加え、デジタル家電向けを中心とした需要回復の遅れによる操業度の悪化、原材料価格の上昇などが響いた。13年3月期第3四半期決算は、売上高361億700万円(▼2.2%)、営業利益7億1500万円(▼56.5%)、純利益3億円(▼59.2%)だった。
 
増収増益大幅増配で急騰
大林道路<1896.T>が急騰。8日引け後、13年3月期の連結業績予想と期末配当の増額を発表。13年3月通期の業績予想で、売上高を892億円から921億円(前期比12.5%増)、営業利益を15億6000万円から32億5000万円(同2倍)、純利益を7億4000万円から17億4000万円(同2.8倍)に引き上げた。売上高は、受注が順調に推移したうえ、手持ち工事の進ちょくが当初の予想より増加し、前回の見通しを上回る。利益面では、売上高の増加による利益増に加え、業務効率化や原価管理の徹底が寄与する。業績予想が上方修正されたことから、期末予想配当を見直した。従来は配当3円を計画していたが、普通配4円と特別配4円の合計8円(前期実3円)に引き上げた。13年3月期第3四半期は、売上高632億円(+17.0%)、営業利益21億円(7.1倍)、最終損益13億円の黒字(前年同期は赤字)だった。
増収増益大幅増配で急落
ワイヤレスゲート<9419.T>は今期見通しを増収増益とサプライズな配当増を発表したものの暴落している。前場引け値3885円(▼475円)
・ワイヤレスゲート<9419.T>
 急落。8日、12月期決算を発表。今期の連結経常利益は前期比39%増の8億円と予想。スマートフォンの普及を追い風に、主力の公衆無線LANサービスで新規会員数の増加傾向が続く見通し。住友商<8053.T>との業務提携による販路拡大の効果は予想に織り込まず。直近の株価は決算を先回り、出尽くし。 




減益でも減益幅修正で急騰
石原産業<4028.T>が急騰。一時13円高の95円まで買われた。8日引け後、13年3月通期の連結利益予想を上方修正。13年3月期の業績予想で、売上高は1040億円から1010億円(▼1.3%)に引き下げたものの、営業利益を6億円から18億円(▼81.6%)に増額し、最終赤字が20億円から8億円(前期は29億円の黒字)に縮小。為替が足元で円安基調で推移していることから通期予想を見直し。前提となる第4四半期(1-3月)は、1ドル85円、1ユーロ=115円と想定し。 13年3月期第3四半期の決算は、売上高751億円(▼0.6%)、営業損益2900万円の赤字(前年同期は40億5600万円の黒字)、最終赤字12億6400万円(同15億9900万円の赤字)だった。
増収増益大幅増配で急騰

前田道路<1883.T>一時45円高の1428円まで買われた。8日引け後、配当の増額を発表。普通配当18円に加え特別配当7円を加え合計25円に増額。13年3月期第3四半期は、売上高1525億2800万円(+7.4%)、営業利益104億4400万円(+22.0%)、純利益64億4900万円(+57.7%)。建設事業で、工事の進ちょくが進んだ。アスファルト合材およびその他製品売上が567億円(+8.0%)と増加した。  

東亜道 <1882> が2月12日大引け後(16:00)に決算を発表。13年3月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比6.4倍の21.3億円に急拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の23億円→31億円(前期は23.3億円)に34.8%上方修正し、一転して33.0%増益見通しとなった。