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米10年債利回り上昇

    • *タカ派シフト相次ぐ中銀、飛び交う資金流失の観測。流動性減少の時代に
    •  先週来、市場でいくつか資金流出に関する観測が飛び交う。
    • *ひとつは日本株ETF。前週に800億円超が1日で流出との観測。 
    • *もうひとつは新興国債券ETF。前週一部で8億2000万㌦流出。
    • 流出額の大きさは07年以来。WSJが詳細報道。個人に人気のビットコインにも資金流出の兆候。4日続落で1カ月ぶり安値。 ビットコインは一部事業者が新規格の導入表明、来月にも「分裂」の危機。 続発する資金流出観測、底流にはグローバル流動性減少への警戒感。
    • *前日は異例のメルケル首相発言でユーロ急伸。「ECB政策、望む状態でない」
    • 資産価格の下落を警告
    • *警告も何も実際米国債という資産価格が下落してきたから利回りが上がってきたということ。新興国からの資金シフト、原油立国の経済不安などに気を配る必要がある。現象はヘッジファンドなどの破綻がないかよく観ておく必要がある。米金利高だから日本円が安くなってN225が上昇するなんぞのんきな考えは戒めたい。*
 
2017/07/07   日銀は、あらかじめ利回りを定め、金額に上限を設けず国債を買う「指し値オペ」。米欧発の金利上昇の流れを抑え込むために、5カ月ぶりに発動
 。提示された利回りは前回と全く同じ0.110%。「0.110%は日銀がこれ以上の金利上昇を認めない防衛ライン」。通知直前に0.100%で取引されていた新発10年債の利回りは、その後0.085%に下がった。結局日銀の指し値オペへの応札額は0円。つまり、指し値オペでは実弾を打たずして、姿勢だけで金利を抑え込んだことになる。いまのところは長期金利は素直に低下し、円相場もやや円安に振れた。
  • ・2017/07/06
    日本の長期金利一時5カ月ぶり高水準
26日午後の債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが一時0.100%と約5カ月ぶりの高い(債券価格は安い)水準を付けた。0.100%は日銀が掲げる長期金利の誘導目標「ゼロ%程度」の上限と見られており、日銀が追加の国債買い入れに動くかを債券市場の関係者は目をこらしている。 

  • 2017/07/05
    米10年債利回りは2.355%に上昇
現在為替は113.6円程度まで円安。

  • ・2017/07/01
    米10年債利回りは2.30%に上昇も、日本10年債利回りも上昇中

現在為替は112.4円程度まで円安が進んでいる。日米金利差がもっと大きくならなければ急激な円安(ex.130円)は起こらないだろう。


【台嵐に備えろ】
a) 流動性主導の経済・市場の動きを生み出した9年に及ぶ継続的な金利抑圧・マネー供給の終焉。
b) 景気/短期債務サイクルの終期の始まり。
.FRB
FRBは次の不況が来るまでに十分に利上げを行っておきたい。
また、これ以上の資産価格上昇が金融不安定化リスクにつながることを恐れている。
今回の雇用統計結果はFRBが政策金利の正常化プロセスを継続できるとの強い兆候を示すもの。
「各中央銀行は、成長やインフレを温めすぎず冷ましすぎないような正しいペースで金融を引き締めようとしている。そうした政策は、たいていうまくいかず次の不況が来るまで続く。」
2017/07/01
 日本国債10年利回り 3ヶ月
チャート表


 *㌦/円 3ヶ月

*2017/07/07
6月の米雇用統計で
非農業部門の雇用者
数が前月比で市場予
想以上に増加。一時
114円18銭と5月1
1日以来、ほぼ2カ月
ぶりの水準まで円安
が進んだ。


*
  • 【米10年債利回り】 24H
  • 【米10年債利回り】 5 年


 
*2017/07/07
債券王のガンドラックが警告
「米雇用統計を受けてFRBの金融引き締めが続く」「FRBは市場に対し、金融引き締めが資産価格を下落させるとシグナルを発している」
*2017/07/07
「FRBはこう言いたいんだろう:
FRBは警告したのだから、責めないでほしい。
利上げをするから、資産価格は下がる。
株が10月に10%下げても、FRBを責めないでほしい。」
実際、金融市場は先回りするかのように引き締まっている。
「先週、10年債の次の重要な節目として米2.32%、独0.50%を挙げていた」が「ほら。米10年債利回りが2.32%超で終わるのは2回目、独10年債は0.50%超に急騰した