ページビューの合計

NYダウ、2万円台回復

*
                                            
2017/02/04
-   トランプがドッドフランク法抜本見直しに大統領令  


・銀行経営の足かせ“ドッド・フランク法”撤廃でウォール街の憂鬱はなくなる.

*リーマンショックの再発防止のために制定された、ドッド=フランク法は、2010年7月に制定。米国の包括的な金融規制法。

その内容は、大規模な金融機関に対する規制の強化、金融システムの安定を監視する金融安定監督評議会(FSOC)の設置、金融機関の破たん処理ルールの策定、銀行がリスクのある取引を行うことへの規制(これはとくにボルカー・ルールと呼ばれている)、経営者報酬への監視強化、デリバティブ取引などの透明性向上など、非常に多岐。
ドッド・フランク法の多岐に及ぶ規制のうち、自己資本比率や株主還元の制限、自己勘定投資などの高リスク業務を禁じるボルカー・ルールは国際規制より厳しい。厳格な規制は米大手銀の資本効率低下を招いた。 規制緩和への期待から金融株に買いが膨らんだ。クレジットカードの手数料抑制が緩和されるとの思惑でアメリカン・エキスプレスが上昇。ゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースの3銘柄でダウ平均を100ドルあまり押し上げた。
-
再びリーマンショック級の金融大災害発生を助長する行為だが、ウォール街は大歓迎。