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外人へ株式移転が拡大中


  • 2016/12/26📌
    最近の主体別売買動向に異変。
  • 個人や銀行、生損保、信託銀行などは売り続けている。それを外人が買い進んでいる。合わせて日銀がETFを通じて買っている。自己(証券会社ディラー部門)の勘定は日銀分が含まれている。
    事業法人のカイは自社株買いか?
  • 外人の買いはクリスマス休暇をさかいに小康状態だが買い越し額が大きくなってきている。 (表1)



  • 2012年末のアベノミクス時との比較すると
  • 外人の買いはまだ当時ほど至っていない。しかし2,015年から売り越してきたのを一気に買い越しに転じてきた点大きな変化。個人は長期的に売り続けている。
  •  (表2)


 (表1)
  • 自己の大量買い付けは必ずしもディラー部門の思惑買いではないの注意必要。
  • 日銀売買分は「投資主体別需給」で、どの主体に区分されるのか。通常なら、買い付け実務を担う「信託銀行」と思われがちだが、「日銀のETF購入は、信託銀行の株券等購入にも、銀行のETF購入にも入らない」。
  • 信託銀行がETFの買い注文を出すと、受注した証券会社が株券を手当てして運用会社に持ち込み、新規設定したETFを信託銀行に渡すという流れで、これらは市場外で行われる。統計データに表れるのは、証券会社の自己売買部門が不足株券を市場で買い付ける部分だけ。日銀買いが、回り回って自己の買いにカウントされる。


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【*】外人買いがこれほど進んでいけば企業のガバナンスは変化せざるを得ない。



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自己個人外国人生損保都銀等信託銀他金融投資信託事業法人
合計ゴウケイ12,813-30,89026,601-1,554-2,089-1,00471-6,4454,227
2016年12月2週6,440-4,812822-100-145-538-44-1,73384
2016年12月1週-4,818-3,7095,62517-1152,997-13436420
2016年11月5週-1,045-3,0244,148-54-434-39-21541265
2016年11月4週2,827-4,3313,02734-196-82338-691452
2016年11月3週1,855-4,4524,903-199-595-761-25-1,6431,204
2016年11月2週1,642-4,1544,006-93-344-77517-893932
2016年11月1週-1,0511,252-645-465-51-25993167718
2016年10月4週4,415-2,77349-29375-57522-92670
2016年10月3週1,826-1,890730-159-2310282-684180
2016年10月2週-466-1201,131-127-85-56111-513140
2016年10月1週1,188-2,8772,805-115-176-277-68-434162
 (表2) -->
自己個人外国人生損保都銀等信託銀他金融投資信託事業法人
2015年合計15,588-49,995-2,509-5,840-3,09420,0752,6042,42929,632
2014年合計2,883-36,3238,526-5,037-1,29027,84885-2,10411,017
2013年合計-5,857-87,508151,196-10,750-2,829-39,664-4,6874,2676,297
2012年合計2,542-19,11128,264-6,977-1,181-10,192-6294593,803