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ドイツ銀行のCDSもヤバイとサインを出している

世界的な金融緩和が終われば、すなわち利上げが始まれば、債券国債は下がり、
株価は下がる。複雑になりすぎてわかりづらくなったの金融経済の行く末を占う上で、単純明快な論理で判断できる時期が近づいている。

加えて、トランプが勝っても、クリントンが勝っても、織り込まれているN Y株。政治マターの決着を切掛に、ここまで好調なNY株は下げていくのだろう。




中央銀行は現在、ボラティリティの元凶となっており、第4四半期もそうした状況が続く。金融当局が緩和的な
政策を解除する可能性がある。
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  • 2016年10月5日
  • ドイツ銀行の社債をデフォルト(債務不履行)に対して保証するクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の取引が5週連続で増えた。
  •   9月30日終了週には総額で27億ドル(約2800億円)相当のドイツ銀債を保証するCDSが売買された。米証券保管振替機関(DTCC)のデータによると、これは前週の3倍余り。メキシコ、トルコ、中国の債券のCDSに次いで4番目の取引の多さだった。
  •   9月30日時点で、CDSで保証されたドイツ銀債は純額ベースで41億ドル相当と前週から増え、世界の銀行の中で最大だった。
  •   ドイツ銀債のCDSは9月30日に短期の保証料が長期を上回り、ストレスを浮き彫りにした。10月5日もこの逆転は続いている。
クレディ・スイスにも注意。........................................................................................
  • 2016年10月5日
  • ガンドラックは、ドイツ銀行の株価急落について、欧州のマイナス金利政策が銀行に及ぼす影響を浮き彫りにしており、中央銀行当局者に政策アプローチの見直しを促す可能性があると述べた。
  •   ガンドラックは4日のニューヨークでの会議で、「金融システムを破壊することで減速する経済を救済することはできない。これを端的に象徴している例の一つがドイツ銀の株価だ」と指摘。「マイナス金利政策を十分な期間にわたって継続したら、銀行は破綻するだろう」と語った。
  •   ドイツ銀は必要なら最終的にはドイツ政府に救済されるかもしれないが、域内の他の銀行はそうした支援に頼ることはできないだろうとの見方をガンドラック氏は示した。
  •   「ドイツ銀はいざとなったら国の支援を受けるだろう。しかし、同じように株価が下落しているクレディ・スイスはどうなのか。誰が同行を救済するのか」と述べた。
  •   クレディ・スイス株は年初来で40%下落している。同行は昨年、ティージャン・ティアム最高経営責任者(CEO)の下で再編計画の資金を調達するため、約60億ドル(現行レートで約6200億円)相当の増資を実施した。