ページビューの合計

TEDスプレッド

久々にLIBORが話題になってきました。
2
トレーシー:[2008年の金融危機のときはTEDスプレッドが随分話題になった。当時、スプレッドが急拡大したのだが、今回もそれが拡大しはじめている。TEDスプレッドとは、米国政府が3か月物のTビルを発行する際のコストと、米銀がLIBOR(銀行間貸借市場)で借金する際のコストとの差(スプレッド)のことを指す。それは言い換えれば、どれだけ銀行がおカネを借りにくくなっているか?という尺度だ。普通、これが拡大すると銀行にストレスがかかっていることを示唆する。しかし今回はちょっと違う。たしかにLIBORは上昇したが、これはFRBが利上げしたからだ。]