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長谷工、コスモス


3月首都圏マンション発売は前年比+48.4%、7カ月ぶりに契約率80%





民間の不動産経済研究所が18日に発表したマンション市場動向によると、3月の首都圏マンション発売戸数は5139戸となり、前年比で48.4%増となった。首都圏のマンション契約率は82.1%で、好不調の分かれ目とされる70%を2カ月連続で上回った。契約率が80%を超えるのは昨年8月以来、7カ月ぶり。   
 3月は春商戦の目玉となる物件の売り出しが始まり、それが全体をけん引した。好調の要因として不動産経済研究所では「エンドユーザーの動きが非常にいい。消費税引き上げ前の駆け込みはまだないが、金利が低い状況にあり、建築コスト上昇が見込まれるなど、先高観があるなかで、ユーザーが買い時だと感じている」と分析している








3月の1戸当たりの価格は4807万円で前年比3.0%上昇した。マンション販売在庫数は4327戸で、前月比219戸減。4月の発売戸数は5000戸を見込んでいる。  
 2012年度の首都圏マンション発売戸数は4万6754戸と、前年比3.5%増となった。年度での発売増は3年連続。  
 不動産経済研究所では今年1─12月の首都圏発売戸数を5万戸と見込んでいる。13年度としてみた場合は多少上振れる可能性もあるとみている。

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