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東電株価に追い風が

吹き始めた。あくまで「株価」に対してですが。
円高傾向となり原油、LNG,石炭などの資源安、
日本国債金利安。一旦は格下げされた東電債。
格上げ方向で格付け見直しの可能性も。

何しろ、原発事故ショックで暴落した後落ち着き
どころを模索している中、追い討ちかけて国有化論
で株価暴落。株主責任は株価下落で応分な状況になり
利用者負担で電気料金上げで顧客も、地元も放射能で
痛手、従業員もあらゆるシーンで白眼視され給料も減る。
ところが、金貸しと、東電債購入者のみ金利もちゃんと払われ
デフォルトも無しで安全資産である認識方向になってきた。
これで東電債の格付けが上方方向に修正されなければ
格付け機関の信頼性がますます損なわれる。
東電にとってはエネルギーコスト節減、金利軽減、人件費削減
値上げとうって変わって収益環境が良くなってきた。

くわえて、東電負担の年間あたりの軽微な賠償額。
原発反対の大規模デモや今回浜岡原発停止を決定した
ことで、東電事故問題が国の原発行政否定へと性格を変
えてきた。閣僚や戦略をになう立場の為政者がそれをちゃ
んとできず陣頭指揮よるベント指示や、放射能汚染水の
海への放出など戦術や戦闘面でゴタゴタとパフォーマン
スするものだから東電はらくちん電車に乗っかっている
ようなものだ。漁業補償もひょっとすると国の負担になる
可能性も。経団連や金融界も東電支援。
鈍重東電が一枚上手。

これで、株価が動かないはずは無い。荒い値動きするのは
意見が割れている証。
合理的には2ヶ月以内株価3倍。